【派遣】2017年度スキー指導者研修会・公認検定員クリニック(3月)1日目

2017年3月18日~19日の2日間、丸沼高原スキー場(群馬県)に於いて、SAJスキー・ボード指導者研修会、スキーA・B・C級公認検定員クリニックが開催されています。

指導者研修会等については、各研修班ごとにリーダー役と傷病者役を決め、雪上で実際に起こる可能性がある怪我を公認パトロールからその場で提示し、リーダーを中心に班全体で傷病者救護を行うシミュレーションを行い、事故発生時の対応手順と今後の課題についての指導を行いました。

また、技術員によるデモンストレーション時は、コース上部及び下部でコースセパレートを行い、一般滑走者との衝突事故防止に努めると共に、研修時間内は場内巡視を適宜行い、研修参加者及び一般滑走者のための安全確保を行いました。

今日の場内コンディションは、風も穏やかで比較的暖かいにもかかわらず、バーンは3月中旬とは思えないハードバーンでした。幸い研修会参加者から怪我人は出ませんでしたが、一般滑走者については怪我人が多く発生し、現地パトロールの方々が対応に追われている様子がありました。ドクターヘリコプターの出動も午前・午後各1回あり、改めて指導者として怪我への対応力向上(怪我をさせない指導や怪我発生時の初動対応)の大切さを実感しました。

明日の最終日も、無事に終わることができるよう、巡視等の安全啓発活動を行います。
【派遣者:富樫・石川(泰)】
【報告者:茨城県スキー連盟安全対策部専門部員・石川泰宏】

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