第１回正・準指導員養成講習会（理論）及び救急技術研究会（第２回部会併催）の開催

本日１１月１０日、那珂中央公民館に於いて、第１回スキー・スノードード正・準指導員養成講習会（理論）が開催され、救急法の講習を安全対策部で担当しました。
始めに傷害保険の加入状況の確認及び保険加入の意義についての講義を行った後、雪上において発生しうる怪我の応急処置について、安全対策部長及び全日本スキー連盟教育本部パトロール技術員から説明の後、安全対策部専門部員（公認スキーパトロール及び公認ドクターパトロール）指導の下、怪我を想定（前腕の包帯と腕の吊り・膝の包帯）した実践研修を実施。受講生同士ペアを組んで、三角巾を用いた怪我の処置を行いました。受講生の皆さんは、普段使用することのない三角巾の扱いに悪戦苦闘しながらも、終わりの頃には確実且つ美しく仕上げることが出来るようになってきました。
また、養成講習会に併せて、第２回部会と救急技術研究会を実施し、頭部(頚椎)の頚椎シーネ(パトリオット)装着の研究及びバックボードの取扱トレーニングを行いました。いざという時に戸惑うことがないよう繰り返し手順を確認しながら練習を行い、技術の向上に努めました。
【報告者：茨城県スキー連盟安全対策部専門部員・石川泰宏】